白を切る(しらをきる)とは、
知っているのに、
知らないふりをすることを意味する言葉です。
この記事では、
白を切る(しらをきる)の意味や使い方、
例文などについてわかりやすく解説します。
白を切るの意味とは?
白を切る(しらをきる)
知っているのに知らないふりをする。
しらばっくれる。
「しら」は「知らぬ」の「しら」
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/男性5_002-150x150.png)
「白を切る」ってどんなことを意味するの?
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/女性6_002-150x150.png)
「白を切る」とは、「知らないふりをする」「知らぬ顔をする」
という意味の慣用句です。
何か問題が起こった時や、自分が悪いことをした時に、
知らないフリをして責任を逃れようとする様子を表します。
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】4.jpg)
「白」は本来、「白い色」という意味ですが、
この慣用句では「知らない」という意味の略語として使われています。
つまり、「白を切る」は、「白い色である」つまり
「何も知らない」という状態を装うことを意味しているのです。
白を切るの使い方と例文
「白を切る」はどのように使うのか、
使い方や例文をみてみましょう。
白を切るの使い方
「白を切る」は、知っていることをあえて知らないふりをして、
自分の立場を守るために使われる表現です。
特に、自分に不利な状況や責任を避けたい時に使います。
- 友達同士の会話で、自分の失敗を隠したい時。
- 職場でのミスを他人に押し付けたい時。
- 家族とのやりとりで、内緒にしていることを隠したい時。
「白を切る」を使う際は、
相手に不快な思いをさせないように注意が必要です。
頻繁に使うと信頼を失う可能性があります。
また、あまりにも明らかに「白を切る」と分かる場合は、
逆効果となり、信頼関係が損なわれることもあります。
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「白を切る」は、責任逃れや嘘の言い訳をするために使う
ネガティブな意味合いを持つ言葉です。
白を切るの例文
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】2.png)
「白を切る」を使った例文をみてみましょう。
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/男性5_002-150x150.png)
例文1: 上司にミスを指摘されたけど、
自分は関係ないと白を切ってしまった。
・解説:この例文では、仕事のミスについて責任を逃れるために、
無関係を装っています。
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例文2: 子供が宿題をやっていないことを母親に聞かれた時、
白を切ってテレビを見続けた。
・解説:この例文では、宿題をやっていないことを
母親に隠すために、知らないふりをしています。
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/男性5_002-150x150.png)
例文3: 彼女に浮気の疑いをかけられたが、
全くの無関係だと白を切った。
・解説:この例文では、浮気の疑いに対して無関係を装い、
疑いを回避しようとしています。
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/女性6_002-150x150.png)
例文4: 同僚にプロジェクトの進捗を聞かれたが、
まだ何も手をつけていないので白を切って話をそらした。
・解説:この例文では、プロジェクトが進んでいないことを隠すために、
知らないふりをして話題を変えています。
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「白を切る」は様々な場面で使用することができますが、
状況や相手との関係性に応じて、
適切な表現を選ぶことが重要です。
白を切るの類義語と対義語
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】2.png)
「白を切る」の類義語や対義語をみてみましょう。
白を切るの類義語
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】4.jpg)
「白を切る」の類義語には、以下のような表現があります。
1. とぼける
「とぼける」は、知っていることを
あえて知らないふりをすることを意味します。
例えば、友達に約束を忘れたことを問い詰められたときに、
「そんなこと言ったっけ?」ととぼけることです。
これは、「白を切る」と同様に、
責任を回避したり、自分を守るために使われる表現です。
2. しらばくれる
「しらばくれる」も、「白を切る」と似た意味で使われます。
知っていることを知らないふりをして、無関係を装うことです。
例えば、誰かが失くした物を持っているのに、
それを隠して「全然知らないよ」と言う場合です。
3. ごまかす
「ごまかす」は、真実を隠したり、事実を曲げたりして、
相手を欺くことを意味します。
例えば、試験の成績が悪かった時に、
親に対して「まだ結果は出ていない」と嘘をつくことです。
「白を切る」と同様に、自己防衛のために使われますが、
より広範な意味で使われることがあります。
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これらの言葉は、いずれも,
何か問題が起こった時や、自分が悪いことをした時に、
知らないフリをして責任を逃れようとする様を表します。
白を切るの対義語
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】4.jpg)
「白を切る」の対義語には、以下のような表現があります。
1. 認める
「認める」は、自分の過ちや事実を
素直に受け入れることを意味します。
例えば、仕事でミスをした時に、
そのミスを隠さずに「私が間違えました」
と正直に認めることです。
これは、「白を切る」とは対照的に、正直さや誠実さを表します。
2. 正直に話す
「正直に話す」は、事実を隠さずに
ありのままを話すことを意味します。
例えば、友達に対して、
自分の失敗を正直に打ち明けることです。
これも「白を切る」とは反対の行動であり、
信頼関係を築くために重要です。
3. 自白する
「自白する」は、自分の罪や過ちを
自ら認めることを意味します。
例えば、警察に対して、
自分が犯した罪を正直に話すことです。
「白を切る」とは異なり、真実を明らかにする行動です。
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「白を切る」は、責任を逃れたり、
嘘をついたりするネガティブな意味合いを持つ言葉ですが、
これらの対義語は、責任感や誠実さを感じさせる
ポジティブな意味合いを持つ言葉です。
白を切るの言い換え
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/男性5_002-150x150.png)
「白を切る」を簡単な表現に言い換えるとどんな感じかな?
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/女性6_002-150x150.png)
「白を切る」は簡単なことばで、
「とぼける 」「しらばくれる 」「ごまかす」
などと言い換えることができます。
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】4.jpg)
「白を切る」を簡単な表現で言い換えた例文をみてみましょう。
白を切るの言い換え例文
「白を切る」を、「とぼける 」「しらばくれる 」「ごまかす」
などの簡単な表現で言い換えた例文を紹介します。
例文 1: とぼける
友達に昨日のことを聞かれたけど、
わざととぼけて話をそらした。
解説: この例文では、「とぼける」を使って、
友達に対して知っていることをあえて知らないふりをしています。
例文 2: しらばくれる
上司にミスを指摘されたとき、知らないふりをしてしらばくれた。
解説: この例文では、「しらばくれる」を使って、
仕事のミスを指摘された際に責任を回避しようとしています。
ここでは、無関係を装うことで、自分を守ろうとしています。
例文 3: ごまかす
母親に宿題をやったかどうか聞かれた時、
まだやっていないのにやったとごまかした。
解説: この例文では、「ごまかす」を使って、
宿題をやっていないことを隠すために嘘をついています。
母親に対して、事実を隠すために使われています。
白を切るの意味まとめ
「白を切る」とは、
知っていることをあえて知らないふりをして、
無関係を装うことを意味します。
日常生活やビジネスの場面で、
自分に不都合な状況や責任を避けたい時に使われる表現です。
この言葉の意味や使い方を理解し、
場面に応じて、適切に使いましょう。
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