相変わらず(あいかわらず)とは、
予測される変化が認められず、
今までと同じような状態が続いている
ことを意味する言葉です。
この記事では、相変わらずの意味や使い方、
例文などについてわかりやすく解説します。
相変わらずの意味とは?
相変わらず(あいかわらず):副詞
予測される変化が認められず、
今までと同じような状態が続いていること。
相手のことに用いる場合には、
多くからかい皮肉がこめられている。
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/男性5_002-150x150.png)
相変わらずってどんなことを意味するの?
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/女性6_002-150x150.png)
「相変わらず」は、「以前と変わらず」いう意味を表す副詞です。
「相も変わらず」と強調表現にすることもできます。
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】4.jpg)
具体的には、状態や状況、
様子などが変化していないことを指します。
良い意味でも悪い意味でも使われ、
文脈によってニュアンスが微妙に変わります。
以下に良い意味、悪い意味での使い方
についてまとめました。
- 良い意味:期待通り、望ましい状態が続いていることを表す。
- 例:「相変わらず好調な業績を維持している。」
- 例:「子供は相変わらず元気いっぱいだ。」
- 例:「相変わらず好調な業績を維持している。」
- 悪い意味:望ましくない状態が続いていることを表す。
- 例:「相変わらず雨が降り続いている。」
- 例:「彼は相変わらず約束を守らない。」
- 例:「相変わらず雨が降り続いている。」
- 皮肉やあざけり:期待していた結果と違うことを表す。
- 例:「相変わらずの遅刻癖、直さないつもりか。」
- 例:「相変わらずの無計画ぶりで、旅行はいつも大混乱だ。」
- 例:「相変わらずの遅刻癖、直さないつもりか。」
相変わらずの使い方と例文
相変わらずはどのように使うのか、使い方や例文をみてみましょう。
相変わらずの使い方
「相変わらず」は、昔から現在まで
変わらない状態や様子を表すときに使います。
- 以前と変わらない状態や状況を伝えるとき。
- 期待通り、望ましい状態が続いていることを伝えたいとき。
- 望ましくない状態が続いていることを伝えたいとき。
- 皮肉やあざけりを込めて、期待していた結果と違うことを伝えたいとき
- 文脈によってニュアンスが変わるので、
誤解を生むような使い方をしないように注意する。 - ネガティブなニュアンスになりやすいので、
相手を不快にさせないように注意する。
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「相変わらず」は変わらないことを表すため、
時にはネガティブな意味で受け取られることがあります。
たとえば、「相変わらず遅刻しているね」
と言うと、相手が変わらない悪い習慣を
続けていることを指摘することになります。
そのため、使う際には状況や相手の感情を考慮することが大切です。
相変わらずの例文
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相変わらずを使った例文をみてみましょう。
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例文1
相変わらず雨が降り続いている。
・解説:この例文では、「雨が降り続いている」
という状態が変化していないことを表しています。
単に雨が降っているだけでなく、
長期間雨が降り続いているというニュアンスを含んでいます。
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例文2
彼は相変わらず約束を守らない。
・解説:この例文では、「約束を守らない」
という彼の行動が変化していないことを表しています。
単に約束を守らないだけでなく、
何度も約束を守らないというニュアンスを含んでいます。
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例文3
相変わらず好調な業績を維持している。
・解説:この例文では、「好調な業績」
という状態が続いていることを表しています。
単に業績が良いだけでなく、
長い期間業績が良いというニュアンスを含んでいます。
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例文4
子供は相変わらず元気いっぱいだ。
・解説:この例文では、「元気いっぱい」という
子供の状態が変化していないことを表しています。
単に元気なだけでなく、いつも元気だというニュアンスを含んでいます。
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これらの例文を参考にして、
相変わらずという言葉で表現してみましょう。
相変わらずの類義語と対義語
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】2.png)
相変わらずの類義語や対義語をみてみましょう。
相変わらずの類義語
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「相変わらず」に似た意味を持つ言葉には、
次のようなものがあります。
1. 依然(いぜん)
「依然」は、変わらない状態が続いていることを表します。
「依然として」という形で使われることが多く、
フォーマルな場面でも使われます。
たとえば、「依然として解決していない問題がある」と言えば、
その問題がまだ解決されていないことを意味します。
「相変わらず」と比べると、やや硬い表現です。
2. いつも通り(いつもどおり)
「いつも通り」は、日常的に繰り返される変わらない状態や様子を表します。
たとえば、「彼はいつも通り早起きだ」と言うと、
その人が毎日早起きしていることを示します。
「相変わらず」に比べて、よりカジュアルな表現です。
3. 同じように(おなじように)
「同じように」は、以前と同じ状態や状況が
続いていることを示します。
たとえば、「彼は同じように優しい」と言えば、
その人が以前と変わらず優しいことを意味します。
相変わらずの対義語
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】4.jpg)
相変わらずとは反対の意味をもつ言葉があります。
1. 一変(いっぺん)
「一変」は、物事が完全に変わることを意味します。
たとえば、「彼の態度が一変した」と言えば、
その人の態度が完全に変わったことを示します。
「相変わらず」が変わらない状態を表すのに対し、
「一変」は急激な変化を強調します。
2. 新たに(あらたに)
「新たに」は、新しい状態や状況を示す言葉です。
たとえば、「新たにプロジェクトを始める」と言えば、
新しいプロジェクトをスタートすることを意味します。
「相変わらず」が古くからの状態を保つことを表すのに対し、
「新たに」は新しい始まりを示します。
3. 変わる(かわる)
「変わる」は、状態や状況が変化することを意味します。
たとえば、「季節が変わる」と言えば、
季節が移り変わることを示します。
「相変わらず」とは対照的に、
変わることで新しい状況になることを表現します。
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このように、「相変わらず」には様々な類義語と対義語があります。
それぞれの言葉の意味やニュアンスの違いを理解して、
適切な言葉を選ぶようにしましょう。
相変わらずの言い換え
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相変わらずを簡単な表現に言い換えるとどんな感じかな?
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/女性6_002-150x150.png)
相変わらずは、
「いつも通り」「変わらず」「そのまま」
などと言い換えることができます。
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「相変わらず」を簡単な表現に言い換えた例文をみてみましょう。
相変わらずの言い換え例文
相変わらずを、「いつも通り」「変わらず」「そのまま」
などの表現で言い換えた例文を紹介します。
1. いつも通り
例文:彼はいつも通り早起きだ。
解説:この例文は、「彼が相変わらず早起きしている」という意味です。
「相変わらず」を「いつも通り」に置き換えることで、
普段通りの状態を強調しています。
2. 変わらず
例文:彼女は変わらず優しい。
解説:この例文は、「彼女が以前と同じように優しい」
という意味です。
「相変わらず」を「変わらず」に置き換えることで、
変化のない優しさを示しています。
3. そのまま
例文:景色はそのまま美しい。
解説:この例文は、「景色が相変わらず美しい」という意味です。
「相変わらず」を「そのまま」に置き換えることで、
変わらない美しさを表現しています。
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上記以外にも、「ずっと同じ」「昔から変わらない」「何年経っても同じ」
など、状況や文脈に合わせて様々な言い換え表現をすることができます。
相変わらずの意味まとめ
「相変わらず」は、昔から今まで変わらない状態や
様子を表す便利な言葉です。
例えば、「相変わらず元気そうだね」と言えば、
その人が以前と同じように元気であることを意味します。
日常会話やビジネスの場面でもよく使われ、
ポジティブな意味でもネガティブな意味でも使えます。
言葉の意味や使い方をしっかりと理解し、
適切な場面や状況で使えるようにしましょう。
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