安穏無事(あんのんぶじ)は何事もなく、穏やかでやすらかなさまを表す四字熟語です。
この記事では、安穏無事の意味や使い方、例文などについてわかりやすく解説します。
安穏無事の意味とは?
安穏無事(あんのんぶじ):四字熟語 あんおんぶじとも読みます。
何事もなく、穏やかでやすらかなさま。
社会や暮らしなどの穏やかな様子を表します。
「安穏」は安定したさま。
「無事」は何事もないさまを表す。
・類義語:平穏無事 無事息災
・対義語:天下多事
安穏無事ってどんなことを意味するの?
安穏無事(あんのんぶじ)は、安心して平穏で、何事もなく安全であることを指します。
安穏無事は、日常生活や社会生活において求められる理想的な状態ということができますね。
安穏無事の使い方と例文
安穏無事はどのように使うのか、使い方や例文をみてみましょう。
安穏無事の使い方
安穏無事は、日常会話や文学作品、さまざまな場面で使用されます。
具体的な使い方としては、安心した状態を表現する際、
「安穏無事に過ごしています」などのように使います。
また、災害や事故がない安全な状態を表現する場合にも、この表現を使うことができます。
・家族や友人との会話で、近況を尋ねられた際に、
「最近は安穏無事に過ごしています」と答える。
・自分や家族の健康状態が良好であることを表現する際に、
「健康で安穏無事に過ごしています」と述べる。
ちょっと固い表現ではありますが、穏やかにすごしていることを伝える時に使うことができます。
・緊急時や非常事態など、危機的な状況下では、安穏無事とはいえないので使えません。
- 災害や事故の際には、安全や安心の確保が難しく現実の状況にそぐわないため、
この言葉を使うことは適切ではありません。
安全、穏やか、やすらかな状態を表現する時に使いましょう。
安穏無事の例文
安穏無事を使った例文を見てみましょう。
家族全員が健康で安穏無事な日々を過ごしています。
・解説:家族全員が健康であり、何事もなく穏やかな日々を送っている様子が表現されています。
旅行先でのホテル滞在中、特にトラブルもなく安穏無事な時間を過ごしました。
・解説:旅行中にホテルで過ごした時間が特に安心できるものであり、
何のトラブルもなく過ごせたことが述べられています。
旅行中の安全や安心感が強調されています。
仕事中も、思わぬトラブルがなく安穏無事に過ごせるのは幸せなことです。
・解説:仕事中に予期せぬトラブルがなく、
穏やかに仕事が進むことが幸せであることが述べられています
社会や暮らしが、穏やかな様子を表す時に使うことができます。
安穏無事の同義語と対義語
安穏無事の同義語や対義語をみてみましょう。
安穏無事の同義語
安穏無事と同じような意味を表す言葉があります。
・平穏無事(へいおんぶじ):変わったこともなく穏やかなさま。
・無事息災(ぶじそくさい):病気や災いなどがなく平穏にくらしていること。
「無事」は事故や病気などの災いがないことを表すんだね。
安穏無事の対義語
安穏無事とは反対の意味をもつ言葉があります。
・天下多事(てんかたじ):世の中が不穏で騒がしいこと。
「無事」が災いがないことに対して、「多事」はたくさんの事件があることを表しています。
安穏無事の言い換え
安穏無事を簡単な表現に言い換えるとどんな感じかな?
安穏無事は「安心して過ごす」「平和で安全」「心配事がない」などの簡単な言葉で言い換えることができます。
特に変わったことがなく、いつも安心して穏やかに過ごしたいですね。
安穏無事の言い換え例文
安穏無事は、「安心して過ごす」「平和で安全」「心配事がない」などの簡単な表現で言い換えることができます。
・最近は、安心して過ごしています。
・この地域は平和で安全です。
・心配事がなくて、気分がいいです。
安穏無事の意味まとめ
安穏無事とは、平穏で、何事もなく安全な状態を指します。
日常生活や社会生活において求められる理想的な状態です。
いつも心配事がなく、心地よく安心して過ごせる安穏無事な世の中であって欲しいですね。
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