精疲力尽(せいひりきじん)の意味は？使い方や例文をくわしく解説

精疲力尽(せいひりきじん)は、疲れ果てることを意味する四字熟語です。

この記事では、精疲力尽の意味や使い方、例文などについてわかりやすく解説します。

精疲力尽の意味とは？

精疲力尽(せいひりきじん)：四字熟語

身体や精神が完全に疲れ果て、力を尽くした状態を表す。

精(せい)疲（つかれ）力(ちから)尽(つくす）と訓読する。



・同義語：疲労困憊　満身創痍

・対義語：元気潑剌　生気潑剌

精疲力尽の使い方と例文

「精疲力尽」は、身体や精神が極度に疲れ果てた状態を表す言葉です。

精疲力尽はどのように使うのか、使い方や例文をみてみましょう。

精疲力尽の使い方

精疲力尽という言葉は、日常生活やビジネスシーンで様々な場面で使われます。

精疲力尽という言葉を使う際には、以下の点に注意すると良いでしょう。

精疲力尽の例文

  

・解説：彼が長期間のプロジェクトに取り組んでいる間に、
体力や気力が完全に消耗し、疲れ果てた状態を表しています。

  

・解説：子育ての責任やストレスが積み重なって、
母親が体や心を完全に疲弊させた状態を示しています。

  

・解説：旅行中の疲れや移動のストレスが積み重なって、彼が帰宅後に完全に疲れ果てた状態を表しています。

  

・解説：締め切りが迫る中、プロジェクトに集中して労力を使い果たし、
最後まで精一杯頑張った様子を表しています。

精疲力尽の同義語と対義語

精疲力尽の同義語

・疲労困憊(ひろうこんぱい）：すっかり疲れ切って、くたくたになること。


・満身創痍(まんしんそうい)：身体中が傷だらけの状態を表す。

精疲力尽の対義語

・元気潑剌（げんきはつらつ)：活気がみなぎっていて、生き生きしているさまを表す。

・生気潑剌（せいきはつらつ）：生き生きとして動作や表情に元気の溢れている様子。

精疲力尽の言い換え

精疲力尽の言い換え例文

「精疲力尽」は、ひどく疲れ果てるという意味の四字熟語です。

体力も精神力も使い果たして、何もする気力がない状態を表します。

ここでは、「精疲力尽」をよりかんたんな言葉で言い換えた表現と、

それぞれの例文とその解説をご紹介します。

1. 仕事で疲れはてて、もう限界です。

解説: 「疲れはてて、もう限界」は、疲れきって極限状態であることを表しています。

2.一日の仕事を終えて、くたくたになって家に帰った。

解説：「くたくた」は肉体的にも精神的にも疲れ果てている様子を表しています。

3.運動会の準備で、ぐったり疲れてしまった。

解説：「ぐったり」ということばは、肉体の疲労感を表す表現です。
力尽きて、体が動かない様子を強調しています。

4.山登りを終えて、へとへとになりながら下山した。

解説：「へとへと」は肉体的にも精神的にも疲れ果てている様子を表しています。

 上記以外にも、「ふらふら」、「フラフラ」、「ヨレヨレ」、「ガクガク」など、

状況やニュアンスに合わせて様々なことばで言い換え表現することができます。

精疲力尽の意味まとめ

「精疲力尽」という四字熟語は、身体や精神が極度に疲れ果てた状態を表します。

この言葉は、身体的な疲労だけでなく、精神的な疲労も含んでおり、

個々の状況に応じて適切に使い分けることが重要です。

疲れ果てた状態にはできたらなりたくないですが、

極限の疲れを感じた時などに使ってみましょう。