波瀾万丈(はらんばんじょう)とは、
物事の変化がきわめて激しいこと
を意味する四字熟語です。
この記事では、
波瀾万丈(はらんばんじょう)の意味や使い方、
例文などについてわかりやすく解説します。
波瀾万丈の意味とは?
波瀾万丈(はらんばんじょう):四字熟語
物事の変化がきわめて激しいこと。
「波」は小さな波。
「瀾」は大きな波。
「丈」は長さの単位で
「万丈」は「一丈」の一万倍で非常に高いこと。
波が非常に高いことで、人生の浮き沈みの激しさをいう。
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「波瀾万丈」ってどんなことを意味するの?
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/女性6_002-150x150.png)
波瀾万丈(はらんばんじょう)とは、
人生や物事が非常に変化に富んでいて、
劇的な出来事が次々と起こる様子を表す言葉です。
この四字熟語は、日常生活や物語の中での
大きなアップダウンや
予測できない展開を強調する際に使われます。
例えば、波乱万丈の人生とは、
平穏な時期が少なく、多くの困難や成功、
喜びや悲しみが交錯する人生を指します。
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「波瀾」とは、波が立ち騒ぐことを意味し、
「万丈」とは非常に高くて長いことを意味します。
これらが組み合わさって、
非常に激しい変化や出来事が
連続する様子を表現しています。
つまり、波瀾万丈とは、静かな状態が続かず、
次々と大きな変化や出来事が起こる状態を指します。
波瀾万丈の使い方と例文
「波瀾万丈」はどのように使うのか、使い方や例文をみてみましょう。
波瀾万丈の使い方
「波瀾万丈」という言葉は、
人生や物事が非常に変化に富んでいる様子を表すために使います。
この言葉を使うことで、平凡ではなく、
劇的でドラマチックな出来事が連続する状況を強調できます。
- 自分や他人の人生を振り返るとき。
- 映画や小説、ドラマの感想を述べるとき。
- 特定の出来事や期間を説明するとき。
「波瀾万丈」はあくまで劇的な変化が多いことを示すため、
単に忙しい日々や少しの変化ではなく、
大きな変化が連続する状況で使うのが適切です。
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過度に使うと、言葉の重みが薄れる可能性があるため、
適切な場面で使うように心がけましょう。
波瀾万丈の例文
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波瀾万丈を使った例文をみてみましょう。
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例文1:幼い頃に両親を亡くし、
その後は貧困と孤独の中で育った彼の人生は、
まさに波瀾万丈だった。
・解説:この例文では、「幼い頃に両親を亡くし、
その後は貧困と孤独の中で育った」という
具体的な出来事を説明することで、
変化の激しい人生だったことを強調しています。
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例文2:その映画は波瀾万丈のストーリー展開で、
最初から最後まで目が離せなかった。
・解説:映画のストーリーが
次々と大きな変化や驚きの展開があり、
観客を引き込んだことを表しています。
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例文3:彼女の波瀾万丈なキャリアは、
多くの困難を乗り越えた結果として今の成功に繋がっている。
・解説:彼女の仕事の経歴が
多くの試練や変化に満ちていて、
その努力が現在の成功に
結びついていることを表現しています。
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例文4:波瀾万丈の物語を語る彼の話は、
みんなの心を捉えて離さなかった。
・解説:彼が語る物語が非常に劇的であり、
聴衆を魅了したことを示しています。
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これらの例文を参考に、
「波瀾万丈」という言葉を使う場面や使い方を理解し、
適切に活用してください。
波瀾万丈の類義語と対義語
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】2.png)
波瀾万丈の類義語や対義語をみてみましょう。
波瀾万丈の類義語
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波瀾万丈という言葉と同じような意味を表す言葉があります。
波乱曲折(はらんきょくせつ)
「波乱曲折」とは、物事が順調に進まずに、
多くの困難や変化を経験することを意味します。
波瀾万丈と似た意味を持つ言葉で、
どちらも劇的な変化や多くの出来事を含む状況を表現します。
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「波乱曲折」は、特に物事が曲がりくねりながら
進む様子を強調しており、
進行の過程での困難や変化をより具体的に示しています。
一方、「波瀾万丈」は、変化の大きさや激しさを強調しており、
劇的な展開そのものを表現する点で少し異なります。
波瀾万丈の対義語
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/attoraversiamo様【表情15点セット】4.jpg)
波瀾万丈とは反対の意味をもつ言葉があります。
順風満帆(じゅんぷうまんぱん)
「順風満帆」は、物事が非常に順調に進み、
何の障害もなく順調に進行する様子を表す言葉です。
これは、船が順風を受けて帆をいっぱいに広げ、
スムーズに進む様子を描いています。
平穏無事(へいおんぶじ)
「平穏無事」とは、特に大きな問題やトラブルがなく、
穏やかで安定した状態を表す言葉です。
この言葉は、日常生活や仕事が何事もなく
平穏に進む様子を示しています。
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「波瀾万丈」が激しい変化や出来事を指すのに対して、
「順風満帆」や「平穏無事」は、
困難や変化がなく、
順調で安定した状態を示しています。
波瀾万丈の言い換え
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波瀾万丈を簡単な表現に言い換えるとどんな感じかな?
![](https://orvieto.jp/wp-content/uploads/2024/04/女性6_002-150x150.png)
波瀾万丈は簡単なことばで、
「ドラマチックな展開」「起伏の激しい人生」「驚きの連続」
などと言い換えることができます。
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波瀾万丈を簡単な表現に言い換えた例文をみてみましょう。
波瀾万丈の言い換え例文
波瀾万丈を、「ドラマチックな展開」「起伏の激しい人生」「驚きの連続」
などの簡単な表現で言い換えた例文をみてみましょう。
- 例文: 彼の人生は本当にドラマチックな展開ばかりで、
毎日がまるで映画のようだった。
解説: 彼の人生が非常に変化に富んでいて、
劇的な出来事が次々と起こる様子を
「ドラマチックな展開」という言葉で表現しています。 - 例文: 起伏の激しい人生を歩んできた彼女は、
多くの困難を乗り越えて成功を手にした。
解説: 彼女の人生が多くのアップダウンを経験し、
その結果として成功を収めたことを
「起伏の激しい人生」という言葉で表現しています。 - 例文: その旅行は驚きの連続で、
予定外の出来事がたくさんあったが、とても楽しかった。
解説: 旅行中に次々と予想外の出来事が起こり、
それが楽しさに繋がったことを
「驚きの連続」という言葉で表現しています。
波瀾万丈の意味まとめ
波瀾万丈(はらんばんじょう)とは、
人生や物事が非常に変化に富んでいて、
劇的な出来事が次々と起こる様子を表す言葉です。
主に大きな変化や驚きの連続を強調する際に使われます。
この言葉の意味や使い方をしっかりと理解し、
適切な場面で使えるようにしましょう。
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